Next Actions

余裕があれば挑戦してみましょう。

コードフォーマットを実行する

複数人で開発する場合には、全体の品質を保つために、各々が好きなスタイルでコードを書くことを避けるべきです。

ルートディレクトリに .prettierrc ファイルを新規作成し、次のコードをコピペします。

.prettierrc
{
  "printWidth": 80,
  "tabWidth": 2,
  "useTabs": false,
  "semi": true,
  "singleQuote": true,
  "quoteProps": "as-needed",
  "jsxSingleQuote": false,
  "trailingComma": "none",
  "bracketSpacing": true,
  "jsxBracketSameLine": false,
  "arrowParens": "always",
  "requirePragma": false,
  "insertPragma": false,
  "proseWrap": "preserve",
  "htmlWhitespaceSensitivity": "css",
  "endOfLine": "lf",
  "overrides": [
    {
      "files": "*.html",
      "options": { "parser": "lwc" }
    }
  ]
}

package.jsonscriptsprettier コマンドを追加します。

prettier をローカルにインストールし、実行します。

それぞれのファイルでコードがどのように修正されたのかを確認します。

VS Code 画面

以後、コードを変更するたびに Prettier を実行することで均一的なフォーマットを維持することを習慣化しましょう。

静的コード解析を実行する

コードフォーマットを合わせたら、次はコードの書き方にこだわりましょう。せっかくコードを書くのであれば、先人の叡智が詰まった規約に準拠した書き方をお勧めします。潜在的なバグを事前に潰しておくことにも繋がります。

ルートディレクトリに .eslintrc.json ファイルを新規作成し、次のコードをコピペします。

package.jsonscriptseslint コマンドを追加します。

eslint をローカルにインストールし、実行します。

それぞれのファイルでコードがどのような警告が表示されるのかを確認します。

VS Code 画面

また、.reports フォルダ内に生成されている eslint.html をブラウザで開くと、警告を一覧表示することができます。

ESLint Report (HTML)

コードを修正し、警告が消えたことを確認します。

VS Code 画面
ESLint Report (HTML)

以後、コードを変更するたびに ESLint を実行することで警告の有無を確認し、コードを修正することを習慣化しましょう。なお、コードを修正せずに警告だけを消す方法もありますが、可能な限りコードを修正するようにしましょう。

Lightning Design System を適用する

今回のチュートリアルで作成された画面はとてもシンプルですので、Salesforce の標準的なスタイルを適用してみましょう。

Salesforce Lightning Design System (SLDS) を npm 経由でダウンロードし、public/assets/ 配下にコピーします。

SLDS を適用するために、views/partials/header.ejs の最下部にコードを追加します。

views/pages/db.ejs のコードを修正します。長いので、コピペしてください。

今回利用するコンポーネントは Cards と Data Tables です。詳しくは公式サイトを参照してください。

表示するデータを増やすために、Heroku Postgres にテストデータを複数件インサートします。

Heroku アプリをローカルで実行します。

http://localhost:5000/db にアクセスして、画面のスタイルが変わっていることを確認しましょう。

変更前

変更前

変更後

変更後

確認が終わったら、Heroku にデプロイして終了です。

一通りの手順はわかりましたか?他の画面についても、色々試してみてください。

最終更新

役に立ちましたか?